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感染症対策Q&A
2020年6月26日3省庁(厚生労働省・経済産業省・消費者庁)より、次亜塩素酸水は、一定濃度以上であればウイルスに有効であると発表されました。
5eL除菌ウォーターは、次亜塩素酸水系除菌剤の一つです。いち早く、3省庁発表の注意事項に準拠し、有効塩素の標準利用濃度を200ppm(従来の一般的な次亜塩酸水の4倍)としていますので、話題のウイルスに対して有効な除菌剤です。
2020年5月独立行政法人製品評価技術基準機構(NITE)より、ウイルスに対する次亜塩素酸水の有効性が明確になっていない旨の発表がありました。これを、一部の報道機関から効果がないと報道され、一時的に混乱しましたが、この3省庁からの発表で、次亜塩素酸水がウイルスに有効であることが明確になりました。
但し、次亜塩素酸水で、モノのウイルス対策をする場合、一定濃度以上の有効塩素で利用できる商品を採用し、使い方を十分理解して使用する必要があります。
◇利用濃度
・モノの拭き掃除には有効塩素80ppm以上
・モノの拭き掃除で、汚れがある場合は200ppm以上
◇使い方
・十分な量で、表面をヒタヒタに濡らす
・少し時間をおき(20秒以上)、きれいな布やペーパーで拭き取る
除菌ウォーターは、次亜塩素酸水の一つですが、拭き掃除は汚れのある場合が一般的と考え、標準利用濃度を有効塩素200ppmとしています。
なお、次亜塩素酸水は、腐食性があるので、金属などを拭き掃除する場合、拭き取った後、水拭きする必要があります。
厚生労働省発表「次亜塩素酸水を使ってモノのウイルス対策をする場合の注意事項」
https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200626013/20200626013-4.pdfモノの表面についたウイルスは時間がたてば壊れてしまいますが、モノの種類によっては24時間~72時間くらい感染する力をもつと言われています。
従って、人の触れやすい場所1ヶ所にウイルスが付着しただけで、複数の人が同じ場所を触り、複数の人が感染する可能性があります。
この意味で、人の触れやすい場所の丁寧な除菌は、クラスター化対策に有効な対策となります。店頭に設置する、お客様用の除菌剤は、医薬部外品として販売されているアルコール(70~95%)を利用ください。薬機法により、手指除菌剤として、アルコールや特定の界面活性剤が認められ、販売されています。
弊社、5eL除菌ウォーターを含め、次亜塩素酸水は、薬機法上の「雑品」であり、手指除菌剤としての販売は認められていません。
弱酸性の次亜塩素酸水は、人肌に優しいため、従業員の手指除菌に利用している場合がありますが、自己責任での利用となります。ノロウイルスは、アルコールに強いウイルスであることから、次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなど)有効塩素200ppm以上による除菌が有効とされています。
しかし、次亜塩素酸ナトリウムは、手肌に対する刺激・損傷作用がある為、取り扱いには注意が必要です。
この点、手肌に優しい5eL除菌ウォーター有効塩素200ppmは、ノロウイルスに有効であり、取り扱いやすい除菌剤と言えます。
厚生労働省 ウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html#16次亜塩素酸水による、空間除菌は、注意が必要だとされています。
5eL除菌ウォーターは、加湿器や噴霧器への利用はできません。
次亜塩素酸水の空間除菌の安全性や効果については、賛否両論ですが、3省庁(厚生労働省・経済産業省・消費者庁)の合同発表資料では、次のように表現されています。
「次亜塩素酸水」を空間噴霧することで、付着ウイルスや空気中の浮遊ウイルスを除去できるかは、メーカー等が工夫を凝らして試験をしていますが、国際的に評価方法は確立されていません。安全面については、吸入時の影響についての動物実験なども行われているようです。 また、現時点で「空間噴霧用の消毒剤」として承認が得られた次亜塩素酸水はありません。 現時点では、消毒効果を有する濃度の次亜塩素酸水を空間噴霧する場合、無人の時間帯に行うなど、人が吸入しないような注意が必要です内閣府は、各業界ごとの団体が作成している新型コロナウイルス感染拡大防止の為のガイドラインをまとめ、ガイドラインの実施による、感染症対策への協力を呼びかけています。157種類に及ぶリストになっています。
たとえば、食堂、レストラン、喫茶店等に関しては、一般財団法人フードサービス協会から「外食業の事業継続のためのガイドライン」が掲載されています。
内閣府 業種別ガイドライン
https://corona.go.jp/prevention/pdf/guideline.pdf
新型ウイルス対策を担当する経済再生相は7月24日の記者会見で、接待を伴う飲食店などが、感染防止ガイドラインを守らずに感染者が出た場合は、店名を原則として公表する方針を明らかにしました。クリーンテーブ推進協会(民間認証団体)が「ワンランク上の衛生管理実施中」店舗を認証して発行する「クリーンテーブルマーク」です。
5eLサービスを申込いただいた店舗は、「ワンランク上の衛生管理」を推進する意思があると判断し、初期商品に同梱されています。
クリーンテーブル推進協会発行の、「ワンランク上の除菌対策実施中」ステッカーは、6月26日3省庁(厚生労働省・経済産業省・消費者庁)から発表された新型コロナウイルス対策に関する注意事項をまもって除菌対策を実施している店舗に発行されるものです。
現在は認証料は無料ですが。1年後をめどに有料化する予定です。クリーンテーブル推進協会は、店舗より提出された、店舗における除菌行動の状況を定期的に記録した情報(電子的媒体)をもとに、除菌行動レベルの基準を満たしている場合、ワンランク上の除菌を実施中であるとみなし、クリーンテーブルマークを交付し、店頭・店内への掲示を承認しています。
クリーンアップ活動(除菌行動)レベル5段階のうち3以上の場合、ワンランク上の除菌実施中であると判断します。
なお、5eLサービス(認定サービス)を導入し、除菌行動情報(個人情報含まない)をクラウドで共有し、レベル4以上を維持ししている店舗は、承認申請の手続きを省略することができます。従業員の方がお持ちのスマホを使って、除菌活動をサポートするおたすけツールです。
標準装備の出退勤管理機能と連動して、しごとIN(出勤)時としごとOUT(退勤)時に各2分程度定型動作を行う事で、「習慣化」を促す仕組みです。- しごとIN(出勤):
連絡メッセージ表示→体調記録・保管→小テスト(1〜3問)→出勤 - しごとOUT(退勤):
除菌活動レベルの記録→ES・CSアンケート→上司へのコメント→退勤
また、除菌活動のための知識を学ぶ「5分eラーニング」教材とテストがついています。
5eLサービスを申し込むと、3名様までのユーザーIDがついてきますので、実際に触って内容をご確認ください。
利用ユーザーは、1人月500円(税抜)で、随時、増やすことが出来ます。5eLサービスL10を申込いただくと、除菌業務のサポートと、スタッフのコミュニケーション活性化機能を持ったライト(L)の機能が3ユーザー分ついています。
飲食店向けHACCPに対応する場合は、HACCPに関係する方を対象に、バージョンアップする形で、HACCP対応のベーシック(B)を追加することが出来ます。
ベーシックの利用ユーザーは、1人月800円(税抜)となります。